ホームページからの問い合わせはあるけど、売上が上がらない!
そういう経験がありませんか?
問い合わせ=いいことだとは限りません。
売上に無関係な問い合わせが増えると対応に手間がかかり、大切な時間を浪費してしまいます。
メールの返信には地味に時間かかりますよね?キーボードが苦手な人は尚更です。
今回は問い合わせの質を高める具体的な方法について書きます。
問い合わせのレベル
問い合わせにもレベルがあります。ここでは簡単に3つに分けます。
- 知りたい、興味がある
- 条件をクリアすれば買いたい
- 買う気満々
1が多いほど手間のわりに売上が増えません。これはよくない状態。
3が多いほど手間が少ないのに売上が増えます。最高の状態ですね。
1を少なくして、3もしくは2を多くすることが重要です。
レベル1.知りたい、興味がある
この問い合わせをした人は、あなたの商品やサービスについてもう少し知りたいと感じています。
しかしこれに対応しても、売上に繋がるかどうかは分かりません。
私も凄い長文メールで対応したのに、「分かりました、どうもありがとうございます」の1文で終わった経験があります。
もしあなたがその立場だったらどうですか?私はかなり凹みました(笑)
レベル1の問い合わせに手間をかけすぎるのは時間の無駄になります。できるだけ避けるべきです。
レベル1の問い合わせが多いのは、ホームページに明確な欠点があります。
レベル2.条件をクリアすれば買いたい
これはレベル1よりも売上に繋がる可能性が高い、いい問い合わせです。
ホームページを見た人はあなたの商品・サービスに魅力を感じています。
ただし価格や数量、内容、時間、納期など何らかの不明点があり、条件をクリアできるか分からない状態です。
ホームページを見た人が求めるものを提示し、条件をクリアできれば売上に繋げることができます。
レベル1の問い合わせよりも時間をかける価値があります。
レベル3.買う気満々
これはホームページを見た人があなたの商品・サービスを「よっしゃ、買ったるでー!」という状態です。
依頼や発注に近く、この問い合わせは売上に直結します。
ビジネス用のホームページはこの問い合わせの比率をできるだけ大きくすることが重要。
レベル3の問い合わせが多い状態は、優秀な営業マンが24時間フル稼働しているようなものです。
半自動的に集客できるのがホームページの強みなので、是非そういうホームページを目指しましょう。
問い合わせレベルの上げ方
ホームページの問い合わせレベルを上げるには基本原則があります。
それは「低いレベルの問い合わせの原因を潰していく」こと。
具体的には以下のような方法になります!
不明点・疑問点を解消する
想像してみてください。
あなたはどういう時に問い合わせをしますか?
問い合わせというと分かりにくいですね。店員さんに話しかけることをイメージしてください。
「卵はどこにありますか?」「別のカラーはありませんか?」「○○できますか?」
これらに共通するのは、「不明点・疑問点がある」ということです。
全部わかっていれば、聞いたり問い合わせたりする必要はありませんからね。
レベル1の問い合わせが多いのは、ホームページに書いてある情報が少ないからです。
正確に言うと、見る人が求める情報を見せることができていません。
見る人が求める情報をきちんと書いていれば、レベル1の問い合わせは減ります。
そして「レベル2、3の問い合わせをする」もしくは「問い合わせをしない」の行動に移ります。
「問い合わせが減ってしまうのはマイナスじゃない?」と考える方が結構います。
結論を言うと、レベル1の問い合わせは減った方がプラスです。
内容を知ったうえで商品・サービスを選ばない人は、元々あなたのターゲットではありません。
ターゲットではない人にアプローチするのは、時間や労力の無駄遣いです。
きちんと情報を書いておけば、見込みのないターゲットに手間をかけることがなくなります。
その分を他のことに回すことができる、これは大きなプラスです。
見やすく、分かりやすくまとめる
スマホやパソコンで、アプリやサービスを利用する時に「同意する」ボタンがありますよね?
「同意する」ボタンの上には大抵なっがーい規約が書かれています。
あの呪文のような文章、毎回すべて目を通していますか?
「はい!」と自信を持って答えられる人は少ないはずです。
人は基本的に面倒くさがりなので、ほとんどの人は全部に目を通しません。
これはホームページでも同じことが言えます。
どれだけの写真、動画、テキストを盛り込んでも、ホームページを見る人は自分の求める一部の情報しか見ません。
情報が載っているページがアクセスしにくい場所にあったり、表現が分かりにくかったら、多くの人は気づきません。
気づかれない情報は、書いていないのと同じことです。無意味、無価値です。
凝ったものでなくてもいいので、見る人が求める情報を、見やすく分かりやすく載せることが重要です。
まとめ
ホームページの問い合わせの質を高めるポイントはこの2つです。
- ターゲットを想定して、全ての疑問点に答える
- ターゲットが求める情報を、見やすく分かりやすく書く
これらのポイントを満たしているホームページは、売上に繋がる問い合わせが増えていきます。