自分の専門外の作業をやらないといけなくなった時、あなたはどうしますか?
水道が流れなくなったらクラシアンのような業者に電話をするだろうし、ハチの巣が家の目の前にできたら害虫駆除業者に連絡しますよね?
パソコンの調子が悪い!もしくは壊れた!という時は、販売店やメーカーに電話やメールをするのが普通です。
では、インターネットの設定やWord、Excelを使った資料の作成だったらどうでしょうか?この辺になってくると迷うところだと思います。
自分でも何とかできそうな気がするし、それができるようになればスキルアップするから、自分で解決してみようと思うかもしれません。
ここで問題なのが、 「何となく解決できそうな気がする」「今後のために勉強をかねて」という考え方です。
専門外の事は見積もりができない
初心者は作業の見積もりができません。どれくらいの難易度なのか、どれくらい時間がかかるのか、経験がないので判断できなくて当然です。「なんとなく解決できそうな気がする」「今後のために勉強をかねて」と思ってやろうとしていることが超難問なケースもあります。
その場合、きちんと解決するのに自分でやれば100時間以上かかる可能性だってある。専門家にまかせれば数時間で済んだかもしれないのに。
その時の損失は大きいですよ。 それを専門家に任せて自分は本業に集中していれば、もっと利益をあげられたはずです。大抵の場合、専門外の人間よりも断然早く、的確に問題を解決してくれます。
当然ながらお金はかかりますが、あなたの時間は消費されず、一定以上の質も保証されます。時間と結果をお金で買うことになるわけです。
できる人ほど陥りがちな罠
会社を経営している方などは、行動力があって、学習意欲が高い人が多い。そして何でも自分でやってしまおうとする。その方が早いし、納得できるし、自分の勉強にもなるという考え方がそうさせます。
しかし、一人の人間が使える時間は限られています。 どんなに時短しても、効率化しても、労働時間を延ばしても、一人でできる作業には限界があります。
自分の専門外のことをやろうとすると、調べる時間は長くかかり、経験が少ないので複雑な問題には対応できません。本業にさける時間が短くなって、どんどん忙しくなり、頭が回らなくなってしまいます。
そうなると時間だけでなく、体力とやる気が奪われます。得意じゃないことを無理に頑張ると、ストレスが溜まって心身共に消耗するわけです。これはあなたの本業や生活全体に悪影響を与えます。
こうやって、 全てを自分でやろうとする人は、結局損をしてしまう。
一人でできることは限られているからこそ、得意分野に集中すべき
人に与えられている時間は1日24時間で公平です。そして一人でできる作業は、たとえスーパーマンであっても限界がある。
では成功者と言われるような人たちはどうなのかというと、 「任せられることは人に任せて、自分の得意分野に集中する」ということをやっています。
依頼できることは専門家に頼めば、自分の時間を作れるだけでなく、温存したエネルギーでその時間をより有効に活用できるようになります。 得意分野であれば、専門外の作業の何倍もの効果を得ることができ、それが利益に繋がります。その利益は、専門家に依頼するよりも大きなものになっていきます。
SimpleITSupportのITなんでも相談
SimpleITSupportでは、ITなんでも相談サービスを行っております。
パソコンやインターネットに関係するご相談に乗り、作業を代行いたします。希望があれば、作業の方法や専門知識を教えるレッスン形式でも対応できます。
IT関連で何か分からない事や依頼したことがありましたら、お気軽にご相談ください。