ドメイン(サブドメイン)、メールアカウントは必要以上にあると混乱やトラブルの原因になります。不要なドメインや使っていないアカウントなど、整理できていないと感じるなら引っ越しを機に整理することをお勧めします。
使っていないものは、この際スパっと消してしまいましょう。
ドメインは費用もそんなにかからないし、できるだけ多く持っておきたいという気持ちがあるかもしれません。しかし数が多いほど管理が面倒になりますし、似たような名前だと混乱やミスの原因になります。
アカウントに関しても、「info@…」「support@…」はとりあえず作っておこうという考え方は改めた方がいいです。用途をはっきりさせて、使うものだけを作る。そうすると後で悩んだり迷ったりすることもなく、管理が楽になります。
補足ですが、さくらサーバとXサーバではドメインとアカウントの関係(考え方)が少し違います。
さくらサーバの場合、ドメインを登録し、アカウントを登録する際に、各ドメインへのアクセス権限を設定します。
Xサーバの場合、ドメインを登録し、そのドメインに属するアカウントを登録します。
全てのドメインを利用できる管理者アカウントを作成する場合、さくらサーバは1回のアカウント登録(アクセス可能なドメインで全てにチェックを入れる)で済みますが、Xサーバの場合はドメインの数だけアカウントを作成する必要があります。
こう聞くとさくらサーバが楽なように感じますが、アカウントごとに利用できるドメインを設定するのは実はややこしくてトラブルの元になりやすいです。
個人的な感覚ですが、ドメインごとに明確にアカウントが別になっているXサーバの方式がシンプルで混乱しにくいと感じます。
A1.ドメイン(サブドメイン)登録
引っ越し先(ここではXサーバ)のサーバパネル、ドメイン設定のページから登録します。
ドメインを登録すると、Xサーバの場合はデータのアップロード先のディレクトリを自動で生成します。後のステップで、この場所にファイルを移動します。
A2.メールアカウント登録
ドメインごとにメールアカウントを登録する必要があります。ドメイン1つに対して登録するメールアカウントが複数あるなら一括登録が絶対に早くてオススメです。
レンタルサーバによっては一括登録ができなかったり、操作が分かりにくいケースもあるかもしれません。操作に関しては、大抵は登録方法の説明がすぐわかる場所に書いてあります。